遠藤周作 光文社
霧の軽井沢で雑誌記者秋月美子がめぐり合った男は、豊臣秀吉の家臣小西行長の子孫だった。 戦国のならいによって夫との仲を裂かれた行長の娘たえは、別離に際して男女の雛人形を夫と分けあったという。 女雛に託された悲しみと呪いが、400年の時を越えて現代に甦える恐怖の物語。サスペンス大作。
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