遠藤周作 小学館

なつかしき人々 〈2〉こころの風景

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なつかしき人々 〈2〉こころの風景
【発売:1996年10月】

遠藤周作のシリーズ「こころの風景」の第4冊目です。
「戦国夜話」「風の十字路」「なつかしき人々 1」に続くもので、著者の1960年代から近年までの出会いと交友を綴ったエッセイ集です。新聞や雑誌に発表されたものをまとめ、単行本にしました。
カトリック作家としての一面と、ユーモアあふれる軽妙洒脱な人柄がそのまま伝わってくるエッセイで、読む人の心をなごませてくれます。
心に残った女性たち12人の思い出の中には、聖書の中の女性、フランス留学中にお世話になったルーアンの養い親のマダムR、同じカトリック作家である曾野綾子氏、瀬戸内晴美氏の好奇心とあたたかさ、花に対する情熱と自分の人生にひたむきに取り組んでいる安達■子氏、有島生馬氏の令嬢、暁子さんは本当のレディだと賞賛し、あこがれの女優新珠三千代さんと共演した思い出等が語られています。
学生時代から先輩として敬愛していた山本健吉氏の求道的な面とエピキュリアンとの調和、グレアム・グリーンとロンドンのホテルでばったり会った話など著者の身辺雑記、特に交友録がユーモアとやさしさでくるんで語られています。


出会いこそ財産。才能が才能を認める一瞬。敬愛する友を得て知る人生の喜び。

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遠藤周作のプロフィール

小説家、批評家、戯曲作家。
1923年3月27日 -1996年9月29日
慶應義塾大学文学部仏文科を卒業。1950年にフランスへ留学。帰国後は批評家として活動するが、1955年半ばに発表した小説「白い人」が芥川賞を受賞し、小説家として脚光を得た。第三の新人の中心人物。キリスト教を主題にした作品を多く執筆している。著者に『白い人・黄色い人』『沈黙』『海と毒薬』『深い河』『王妃 マリー・アントワネット』等の作品がある。

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