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遠藤周作さんの執筆された作品を紹介しています。


海と毒薬


海と毒薬

海と毒薬
【発売:2004年6月】

腕は確かだが、無愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。
彼には大学病院時代の忌まわしい過去があった…。
戦慄的な非人道的行為を犯した日本人の罪責意識を根源的に問う。
見開きで内容がすぐにわかるあらすじつき。


腕は確かだが、無愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。
彼には、大学病院の研究生時代、外国人捕虜の生体解剖実験に関わった、忌まわしい過去があった。病院内での権力闘争と戦争を口実に、生きたままの人間を解剖したのだ。
この前代未聞の事件を起こした人々の苦悩を淡淡と綴った本書は、あらためて人間の罪責意識を深く、鮮烈に問いかける衝撃の名作である。
解説のほか、本書の内容がすぐにわかる「あらすじ」つき。


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