遠藤周作 角川書店

海と毒薬

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海と毒薬
【発売:2004年6月】

腕は確かだが、無愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。
彼には大学病院時代の忌まわしい過去があった…。
戦慄的な非人道的行為を犯した日本人の罪責意識を根源的に問う。
見開きで内容がすぐにわかるあらすじつき。


腕は確かだが、無愛想で一風変わった中年の町医者、勝呂。
彼には、大学病院の研究生時代、外国人捕虜の生体解剖実験に関わった、忌まわしい過去があった。病院内での権力闘争と戦争を口実に、生きたままの人間を解剖したのだ。
この前代未聞の事件を起こした人々の苦悩を淡淡と綴った本書は、あらためて人間の罪責意識を深く、鮮烈に問いかける衝撃の名作である。
解説のほか、本書の内容がすぐにわかる「あらすじ」つき。

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遠藤周作のプロフィール

小説家、批評家、戯曲作家。
1923年3月27日 -1996年9月29日
慶應義塾大学文学部仏文科を卒業。1950年にフランスへ留学。帰国後は批評家として活動するが、1955年半ばに発表した小説「白い人」が芥川賞を受賞し、小説家として脚光を得た。第三の新人の中心人物。キリスト教を主題にした作品を多く執筆している。著者に『白い人・黄色い人』『沈黙』『海と毒薬』『深い河』『王妃 マリー・アントワネット』等の作品がある。

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